五行論では、「肺は皮毛を主る」といいます。
皮毛とは、皮膚・毛穴のことをさします。
そして、肺は呼吸器官ですので皮膚は呼吸器系の一部であると考えています。
皮膚疾患は西洋医学の場合外部から治すものとの考えが主流です。
しかし東洋医学の場合、五行論にそって
肺や肺に関係のある他の臓器(肝、心、脾、腎)
の機能を立て直す考えで治療を進めていきます。
風邪を引かないように「乾布摩擦」とよくいいます。
これは、乾いたタオルで擦ることにより、体の表面を流れている衛気
(外部の邪気から身を守る気)を活性化しているのです。
つまり、皮膚機能を高めることが
風邪を引いたりしない丈夫な体を作ると考えています。
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更新日: 2014/03/14 |