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東洋医学では、人体の水はけのキモは脾・肺・腎の臓器にあると考えます。

脾は飲食物を消化・吸収し、全身に運搬する働きを担う部分。肺は脾から運ばれた水分(津液)を、呼吸によって全身に運搬する部分。そして腎は全身を巡った水分の清濁を区別し、汚れたものを尿として膀胱から排泄させる働きをもっています。

人体の水はけはこのように、複数の臓器の働きから作られており、水はけの悪さや水分の代謝・貯留の異常は、いずれか(または複数)の臓器のトラブルと考えることができます。そして漢方では時として、頭重、顔のむくみのような、からだの上部の異常は肺の働きと、食欲不振や胃もたれのような、からだの中央部の異常は脾胃の働きと、下半身のだるさや関節痛など、からだの下部の異常は腎の働きと関連づけて、ぞれぞれ対応していきます。

ちなみに「種々の生理作用を体の部位で大別し、臓器と関連づけて考える」という漢方医学の伝統的手法は、人体のみならず薬として用いられる生薬にも共通しています。例えば植物生薬の場合。葉は植物の外側を覆う事から、体表面の治療に用いられますが、茎は栄養素の通り道という事から、その多くは人体の気道や消化器治療に用いられます。


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