今日から9月です。
京都市内は雨のようです。
幸先が悪いなぁ・・・。
秋口はぼちぼちと、アトピーや乾燥肌、かゆみなどの肌症状、
また咳や喘息などの呼吸器症状が現れやすく時期です。
俗にいう、皮膚・粘膜の乾燥やそれに伴う敏感症状。
そして敏感になる背景には、
体液や血液のように、からだを潤し冷やすものの不足が大きく影響しています。
秋口(=夏の終わり)は血液が消耗している時期です。
ひと夏の消耗は、特に発汗による部分が大きく、汗は他ならぬ血液から作られます。
また発汗にはエネルギーも必要ですから、
汗をかくというのはそれだけで気力、体力を消耗する行いです。
そして、それが目に見えて現れるのが、また血液というわけ。
含まれる液分が少なくなれば血液はドロドロとなり、巡りにくくなっていきます。
エネルギーでも血液でも、そのトラブルは末端や表面から現れるのが常。
冷えもその典型といえます。皮膚や粘膜も、からだの「外側」に位置しています。
また、ただでさえ消耗した血液は、
秋の深まりとともに、体の内側へと収蔵されていきます。
ですから内臓の血液循環は概ね良好ですが、
体表の皮膚や粘膜は慢性的に不足していき、
皮膚や粘膜にはますます弱体化していくというわけです。
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更新日: 2014/09/01 |