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症状の裏に消耗あり。
本日は、前回までの「鬱」にしばしば随伴する「のぼせ」について。

「のぼせ」というくらいですから、
そこには何らかの熱感=気の充満や滞りが存在します。
どこからか沸き出たエネルギーが、
暴走してうまく制御できず、振り回されているような状態。

イメージとしては
道幅が狭いにも関わらず、猛スピードで走って事故を招いた
といった所でしょうか。

この「事故」が即ち「のぼせ」。さらにはイライラ、興奮、動悸、めまいなどの症状。
そして実際の事故を引き起こす経緯には、
「スピードの出し過ぎ」に加えて「道路幅の狭さ」や「運転技術の未熟さ」など
様々な要因が関与するように、のぼせという「事故」にも

>◎気実:気の過剰な充実
◎気道の通じの悪さ、さらにそれに伴い生じる障害
◎気を巡らせる(制御する)働きの未熟さ

など様々な要因が関与します。


現実の事故では、原因の大半はスピードの出し過ぎ、もしくは不注意。
のぼせもその点は同じく、偶発的、突発的な症状、
そして誰でも緊張した時におこるのぼせは

①瞬間的に気が沸き上がる
②膨れた気に対して本来の制御する働きが追いつかなくなる
③結果的に気が暴走する

という一連の流れになると考えられます。

ではそもそも、瞬間的に湧き上がる気はどこからやってくるのか。

これにはやはり、心の大きさが関係しています。
おさらいになりますが
心患いは心の大きさというのを小さくしてしまいます。
心が小さくなると、そこに収めたれていた気(心気)は外に出るしかありません。
けれど、こうして生じた気は、体内にありながら自由に動き回れる、
いわば「フリーな気」。
ですが、からだの中にある気は、本来どこかに収蔵されているもの。
フリーな気は「有害な気」で、これがいろいろ悪さをする。
そして、有害なエネルギーとして熱症状を招くというわけです。(つづく)

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