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「精魂込めて・・・」という表現があります。
この精魂とは、
からだのみを表した言葉ではありませんし、
心のみを表したものでもありません。
即ち身体の「精」と、精神の「魂」という事で、
体と心の両方にまたがる事です。
体が精を発揮するのと同じく、心は魂というものを発揮します。
体が精を出せば、同様にして心は魂を出すというわけです。

この2つの働きは、自転車のペダルのように交互に働き、
互いを支えあい、高め合います。
体が充実すれば、心も充実します。
体が不調になれば、心も不調になります。

そして体が老いれば、心もやはり老います。
そのような中で、「精をつける」ということは
巡り回って「魂をつける、養う」という事につながるわけです。
精神修業の多くが、なぜ苦行と呼ばれるのか。
精神統一するときには、どうして静寂の中に身を置くのか、はたまた座禅するのか。
世のクリエイターの多くは考えを巡らせる為に、なぜ体を動かすのか。
いずれも、この精と魂の関係を辿れば、自ずと答えが見えてきそうな話です。

生理不順や更年期障害のように、
体の不調に伴い、心の不調が現れる事は決して少なくありません。
ただそういう時、体の不調はあくまで体の不調として、
心の不調はあくまで心の不調として、
それぞれを別々に取り扱うという事は、何とも、理に適っていません。
この場合の理は、すなわち人の「生理」の事を表します。
生理不順といいつつ、人の生理に適わないことをするのは、
やはり本末転倒ではないでしょうか?



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