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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

「血の気が多くなる」というのを耳にすると、
激情しやすいとか、精神的に高ぶりやすいとか
特別な状態を連想してしまいますが、
それに限った話ではありません。
誰にでも簡単におこり得る生理現象です。

例えば、走って汗をかく。
汗をかけるのは、皮膚に血の気が多くなるからです。
いつもよりも多くの血液が皮膚に送られることで、
皮膚の代謝は高まり、そして発汗が促されます。
走って皮膚に血の気が多くなるのは誰にでも起こることです。

あるいは、緊張して上気する。
誰でも緊張すれば、血の気が上半身に集まります。
そして血の気が多くなるほど、ほてりを帯びていきます。

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からだを動かすことで、血の気が多くなる事とは別に、
血の気は定まることなく、たえず変化を繰り返しています。
ちょうど現実の波のように、引いて寄せてを繰り返しているわけです。
そして波に干満があるように、血の気にも満ち干きがあります
一日単位の満ち干き。一ヶ月単位の満ち干き。
それこそ女性の月経は、完全に一ヶ月単位の満ち干きに該当します。
一日単位の満ち干きは食欲や睡眠、
あるいは夕方なると熱っぽくなる症状(潮熱症状)などにも通じています。

そして規則正しい生活を通じて、血の気の満ち干きは養われ、整っていきます。
逆に不規則な生活を繰り返すことで、血の気はだんだんと乱れていきます
特に、子供の夜更かしが良くないといわれるのは、
大人に比べて、子供の血の気が未熟だからです。
子供は大人よりもずっと血の気が乱れやすい。
その兆候が強く現れるのが思春期や反抗期なんでしょうね。


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