きぐすり.com は、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。 病気と漢方 ウイルス性肝炎と漢方 漢方薬でウイルス性肝炎を治そう! ウイルス性肝炎で下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。 ウイルス性肝炎で急性期の黄疸が出ている時 茵陳蒿湯(いんちんこうとう) 肝臓の繊維化や門脈圧亢進を抑える作用がある。 ■インチンコウ ウイルス性肝炎で急性期の黄疸が出ている時 小柴胡湯(しょうさいことう) ウイルス性の慢性肝炎 小柴胡湯(しょうさいことう) 主役は「甘草」と「人参」です。この2種は免疫力を賊活させ、自分の肝臓で産生されるインターフェロンをよりよく産生されるように働くインターフェロンインデューサーの役割をしています。 さらには人参の中でも紅参には、肝血流量増大作用、栄養物の代謝促進作用、とくにたんぱく質代謝促進作用、細胞のエネルギー産生促進作用などがあります。 ごく少数ながら本処方投与により、逆に肝機能が増悪したという報告【厚生省 医薬品等副作用情報 No.111(1991.11)】や間質性肺炎を誘引させたという報告【同緊急安全情報(1996.3.1)】【同安全性情報No.146(1998.3.4)】も出されていますので注意が必要です。 B型慢性肝炎 活血養肝湯(かっけつようかんとう:党参5、黄蓍3、当帰3、牡丹皮3、3、五味子3、枸杞子、茯苓3、甘草1) 最近、中国で使われています。 慢性肝炎 紅参5、甘草5、ウコン5、五味子3 紅参、甘草、ウコン、五味子の処方を服用された方で便秘をしている方は、センナの葉を夕方に1回服用するようにしてください。快い排便が得られるように自分で調整してください。初回は1gの服用からがよいでしょう。宿便がすぐに溜まりやすい人は、朝にも1g服用してください。 コウジン カンゾウ ウコン ゴミシ ウイルス性肝炎でいつまでたっても肝炎ウイルスが体内から消失せずキャリアで持っている場合 補中益気湯(ほちゅうえっきとう:柴胡、甘草、当帰、升麻、人参、白朮、黄耆、大棗、陳皮、生姜) 肝細胞は破壊と再生を繰り返していますので、体力も気力も落ちてきた人でエキス剤の服用を希望される方は、補中益気湯を長期連用されるのがよいと思います。 参考になりましたでしょうか? ここで紹介した処方は、ほんの一部です。また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などでご相談ください。 1.ウイルス性肝炎って? | 2.ウイルス性肝炎の種類 | 3.漢方薬でウイルス性肝炎を治そう! ページトップへ 咳・痰・気管支炎 気管支喘息 冷え症、冷房病 肝硬変 夜尿症 かぜ症候群 糖尿病 痴呆症 歯痛、歯周病(歯槽膿漏) 外傷 夏バテ アルコール 痔 乾燥肌、老人性乾皮症 肺の病気 アトピー性皮膚炎 胃の病気 慢性腎炎 リウマチ 腰痛症 強壮・強精 鼻づまり・蓄膿症 便秘 蕁麻疹(じんましん) 食中毒、下痢 片頭痛 尿路結石 前立腺肥大 婦人の病気 花粉症 不眠症 ウイルス性肝炎 膀胱炎 高脂血症、脂肪肝、肥満 変形性膝関節症 心臓病 肩こり、五十肩 耳鳴り、難聴 紫外線による日焼け 高血圧 脳血管障害 潰瘍性大腸炎