病気と漢方

じんましんで下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。

じんましん 葛根湯のエキス剤+｢蒼朮｣｢茯苓｣の粉末を1回1g 頻繁にじんましんのおこる人は常時ポケットかバッグの中に入れ、発作がおこりそうな時に直ちに服用するとよろしいです。

じんましん 茵陳蒿（いんちんこう：カワラヨモギの花蕾、幼芽）を約5g 煎じていっきに飲み干す。

魚のじんましん 桜皮10g+紫蘇葉5g 煎じて服用する

慢性的なじんましん 十味敗毒湯（じゅうみはいどくとう：桜皮、柴胡、甘草、桔梗、荊芥、羌活、、防風、茯苓、生姜）

痒みが持続的でひどい場合 消風散（しょうふうさん：当帰、乾地黄、防風、蝉退、知母、苦参、胡麻、荊芥、牛蒡子、石膏、木通）

寒冷じんましん 当帰四逆加呉茱萸生姜湯（とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう）

日光じんましん 葛根湯エキス+蒼朮末+茯苓末

たえずじんましんをおこす人 葛根湯エキス2.5g+1g 日頃から服用しておくとよろしいです。