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紫外線による日焼け(皮膚障害)と漢方

 
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紫外線が原因となるもの

日焼けによる黒ずみ

 紫外線を浴びてから2、3日後から始まります。

チロシンがチロシナーゼという酵素でメラニンの合成をスタート

ドーパ、ドーパキノン、ドーパクロームと次々反応がおこる

5,6-ジヒドロキシインドールからインドール5,6-キノンと自動酸化がおこる

水にも有機溶媒にも溶けないメラニン色素が合成され、沈着する


■構造式

構造式:メラニン生成経路
光老化

 屋外で直射日光を毎日あびておられる漁師さんなどは、顔や首に深いシワを見ることが多いのです。これは紫外線のA線が原因です。

 真皮は、線維芽細胞が作るコラーゲン線維と弾力線維からできています。何十年もの長期間紫外線A線をあびていると、コラーゲンが固まり、減少し、弾力線維が過剰になって、皮膚がたるみ、深いシワとなるのです。

 紫外線による日焼け(皮膚障害)の多くは、治りやすい急性紫外線による日焼け(皮膚障害)の型ですが、ときに慢性紫外線による日焼け(皮膚障害)の型の場合もあります。

 コラーゲンに直接紫外線を当てても分解がおこらず、皮膚の表皮と真皮の間にある「基底層」で作られるゼラチナーゼという酵素がコラーゲンの分解を促進していることが発見され、45歳以上の女性の9割以上にゼラチナーゼが確認されたそうです。

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