漢方を知る

きぐすり.com は、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。

病気と漢方

漢方で病気を治そう ~生活習慣病やアレルギー、現代病にも漢方の力。~

 
    症状別検索

紫外線による日焼け(皮膚障害)と漢方

 
3

漢方薬で紫外線による日焼け(皮膚障害)を治そう!

紫外線による日焼け(皮膚障害)で下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。

こんな時は 直接紫外線を浴びて、真っ赤になってしまった
処方 葛根湯(かっこんとう)
解説 2~3時間間隔で服用するとより効果的です。

こんな時は 皮膚炎
処方 消風散(しょうふうさん:当帰3、地黄3、防風2、蝉退1、知母1、苦参1、胡麻1、荊芥1、蒼朮2、牛蒡子2、石膏3、甘草1、木通2)

こんな時は 日光性皮膚炎
処方 石白六味飲(せきびゃくろくみいん:石菖蒲3、薄荷3、百彊蚕3、荷葉6、秦キュウ、金銀花3)
解説 ひどい炎症の時にはこれを服用してください。

こんな時は 真っ赤な皮膚炎になってから
処方 少量のステロイドにヨーロッパの高山植物であるウワウルシのエキスを配合した軟膏
解説

ウワウルシはSOD活性(活性酸素消去作用)が強く、皮膚炎の治療効果を高めます。一晩で赤みが消失します。

入浴時にヒリヒリして入浴不可能になり、皮膚がズルズルになった時は特に早く治療しておかなければいけません。後に皮膚筋炎という恐ろしい自己免疫疾患にしないためにもこの治療を行ってください。


こんな時は メラニン沈着症の「しみ(肝斑)」
処方 薬用人参(高麗人参)特に紅参(蒸して乾燥した人参)
解説 3ヶ月ほどの服用で美白効果が出る人もおられますし、1年もかかる人もおられますが、あきらめずに毎日、生薬換算で3~5gの服用をしてください。

■生薬名:紅参
紅参

参考になりましたでしょうか?

ここで紹介した処方は、ほんの一部です。漢方相談薬局・薬店店舗紹介また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などでご相談ください。

1.日焼けって? | 2.紫外線が原因となるもの | 3.漢方薬で紫外線による日焼け(皮膚障害)を治そう!

  ページトップへ ページトップへ

漢方相談薬局・薬店店舗紹介

TOP