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治療例集 №14不妊(Part7) 鹿児島 漢方専門厚仁堂薬局
31歳、女性。身長158cm、体重50kg。
<主訴>
不妊。高プロラクチン血症にてカバサール服用中。体外受精を試みるも失敗。基礎体温表は、二層に別れ、高温期の温度も十分にあるが、途中で体温が低温層レベルまで降下することが2~3回ある。近医にて当帰芍薬約散を一年服用するも無効。子宮筋腫(-)、内膜症(-)。
<全身症状>
寒熱:手足・腰が非常に冷える。冷えのぼせ(-)。
二便:大便1日1行、。
小便1日7~8行、夜間0行、色・量(平)。
飲食:食欲(平)、飲水(平)。
浮腫:なし
睡眠:良好
汗:出にくい
口唇・咽喉:平
経行:周期(28~30)、経期(5日間)、経痛(1日目、下腹、鎮痛剤(+))、経血(色、量ともに平)、血塊(-)、
面・舌:面色萎黄。
体型:ぽっちゃり型
皮膚:良好
血圧:104-66
脈拍:79/分
<分析及び治療方針>
手足・腰の強いひえ、高温期が安定しないことなどから不妊の原因として「虚寒」が強く影響しているものと思われる。「虚寒」による不妊の治療に用いるには当帰芍薬散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、五積散などがその代表であるが、冷えの特徴からから五積散を選択した。
<経過・結果>
五積散、4ヶ月服用の後に妊娠。妊娠確定後は直ちに当帰芍薬散に変更し、これを出産まで服用。


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