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東洋医学では、人体の生理機能と四季の気候変化は密接に関係していると考えています。東洋医学の五行理論では春は肝に相応し、肝の働き(肝気)は春に盛んになると考えています。肝気は気血のめぐりを盛んにし、冬の寒さからも開放されて新陳代謝が盛んになって参ります。

「春は補陽」という原則がありますが、食生活の面でも陽気を補う食品を多く摂るようにして、抵抗力を高め、外部から侵入する病気の原因(六淫の邪という)から身を守るように心掛けることが必要です。

中国、明代の名医、李時珍(医師)はその著者「本草綱目」の中に「ネギ、ニラ、ニンニクなどを食べると良い」と記しています。これらはどれも補陽効果の優れた食品です。しかし肝の陽気が過剰になると肝の気が昇りすぎる(「肝火上炎」といってイライラ・カッカして怒り、血圧が上がるなど)傾向がありますので、昔から春先は野菜を多く摂取する習慣があります。キュウリなどの寒性の食品も少し食べるようにすると陽気が活発になり過ぎないように調和できます。

中国、唐代の名医孫思?は著書の中で「春は省酸、増甜にて脾気を養うのが良い」と述べています。この意味は、春は五味(酸・苦・甘・辛・鹹)のうち「酸」の食品は少なく、「甘」の食品を多く摂るようにして脾胃の消化吸収の働きを助ける必要があるということです。東洋医学では、五臓の相互関係を重要視いたします。「酸」は肝の働きを更に旺盛にして、ついには脾の機能を損ねることになります。したがって、ナツメや山芋などの甘の食物で脾胃の働きを助けるようにするのです。

また春はさっぱりした味付けを基本とし、肉や高脂肪の食物は控えめにします。生ものや冷たいものは避け、暖かいものを食べるようにします。多くの人は冬の間にビタミンやミネラルが不足しがちで、春に口内炎や皮膚病などが多くあらわれるのはこのためです。

春は緑のものを努めて食べるようにしましょう。野菜の中には、メチンという必須アミノ酸が沢山含まれています。これは動物実験で、コレステロールを下げる効果のあることが分かっています。このメチンはキャベツに多く含まれています。現代人に多い動脈硬化の予防のためにも、野菜は多く食べたいものです。

春の七草は、セリ・ナズナ・オギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ(大根)ですが、セリにはビタミンAが多く、スズナ(カブのこと)にもビタミンA・Cが豊富に含まれています。
春には結膜炎とか、皮膚炎が多く、目や皮膚病に効くビタミンがこれら七草に多いことも自然の理にかなっています。

春は体の新陳代謝が盛んになる時期ですので、寒さに耐えるためにもエネルギーを消費して体温を保たなければなりませんので、この時期は高エネルギーを消費して体温を保たなければなりませんので、この時期は高エネルギーの栄養バランスを考える必要があります。大豆や胡麻、落花生、クルミなどで充分な栄養補給を心掛けましょう。


解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

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