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桜は花が散るとすぐに若葉が芽吹いて一気にその姿を変えてしまいます。
昔からこの時期を“木の芽時(コノメドキ)”と言って、一番精神的なトラブルが多いとされています。

東洋医学における病因(病気の原因)は「気」「血」「水」と考えられていています。
「気」は生体のエネルギーで”目に見えない成分”とされています。気力とか元気とか機能などと考えて頂くと良いでしょう。
「血」は身体を切ると出てくる赤い液体で、けが等で沢山出ると次第に動けなくなり、死んだ人からは出て来ません。血色が悪いと冷えたり痺れたりするため、栄養分や体温などを体中に巡らしているものと考えて下さい。
「水」は生理的・病理的に現れる透明な水分、例えば唾液、涙、鼻水、リンパ液(むくみ)、尿などのことです。

私たちは、この「気」「血」「水」の三要素がバランス良く循環している時には健康なのですが、これらのうち1つに異常が起こると他の2つの要素にも影響を与え、結果として全部が不調になってしまうのです。
“木の芽時”には、寒い冬の間縮こまっていた「気」が春の訪れとともに一気に動き出すために精神的なトラブル以外にも色々な症状が現れて来るのです。

よく「漢方薬はストレスに効果があるの?」と聞かれることがあります。
この質問には「漢方薬はストレスの原因を無くせる訳では無いが、ストレスによって引き起こされた多彩な症状を改善することは出来ます」とお答えしています。
それはそうでしょう、暑さ寒さもストレスになりますが漢方薬でお天道様に文句は付けられません、職場の嫌な上司もどうにもなりません。奥さんが怖いって・・・それも諦めてくださいね。

次回はストレスによって起こった症状に対する漢方治療のお話しです。


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