アンチェイジング
老化が何が引き金で進んでいくのか、考えてみましょう。
日光浴は健康的なイメージがあるようにおもいますが?
夏になると真っ黒に日焼けしている人も多く見られますが、肌にとっては皮膚の老化因子の一つと考えられています。
地上に届く紫外線は、大半がA波で、皮膚のおくまで達し、色素細胞を刺激し、メラニン色素を分泌させるため皮膚が黒くなります。
紫外線にもビタミンDを合成させ、骨を丈夫にしてくれるなど、プラスの効果はありますが、そのために必要な日光浴の時間は「指先一本を10分間日に当てるだけでよい」と言われています。
もともとメラニン色素は、紫外線によって皮膚細胞のDNAが傷害されないようにするための体の防衛策ですが、しみが沢山出来てしまえば年寄り臭くなってしまいます。
美肌を守るために、夏お出かけの時には、日傘を持ちたいものです。
惠木 弘・著 『快適な夏の過ごし方 四季の養生法』より