何かしら問題行動のある子供さんを自立に結びつけるには、
親が「何とかしよう」とするのではなく、本人が何とかする力をつける事です。
そのために、「考える力」をつけさせることが親(特に母)の役目です。
一人で生きていける力をつける!その事に注力します。

「しゃべり」を肥やしにするため、経験させ、その経験談を乗りながら喋らせることが重要です。
壁にぶつかったとき、現実的な事は社会に教えてもらって、親はアドバイスする必要はありません
下手にアドバイスをすると、逆恨みされることになりかねず、
親が伝えるとすれば現実のみをメッセンジャーとして言うのみです。
親は常に不安が付きまとうものですが、子供の成長を信じてあげてください。

危うい行動であっても、全て試行錯誤しながら動くので、
泳がせて、ぎりぎりまで待って、無防備だったり、リミットがある場合のみ親が動くようにします。
どこまで待てるか見極める事が大事です。
そのために、親は表に出ず、裏で動いていろいろ調べます。

様々な子供の要求は鵜呑みにせず、メリハリをつけて付き合うことが必要です。
中途半端に「なあなあ」になる事はNG。
こんなことぐらいはOKと思って要求に応じてエスカレートしていくこともあるので
要求を飲む時は慎重に考える必要があります。
できない事は断り方に注意して状況により「やんわり」か「きっぱり」か使い分けます
ただ頭ごなしの全否定はNG.
具体的な要求には「間」を持たせて自分で再考させて自分でブレーキをかけられるようならOKです。

基本的にはマイナス面の矯正をしようとせず、伸ばせるところを伸ばす。
このスタンスで臨んでください。
                                      続く。。。

             

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