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風邪をひいたら風邪薬を飲む。
それですぐ良くなればよいのですが、なかなか上手くいかない場合が多いようです。
風邪をひいてから治すのではなく、風邪を引きにくい体力作りを考える。
その方がより健康的であり、老後の健康作りにも役立つ方法です。
色々な方法がありますので、まとめてみましょう。

○適度な運動
運動することにより呼吸が盛んになり、肺気を補うことになります。
呼吸法として「丹田式呼吸法」が有名です。
しかし、健康に良いからと言って、過激な運動は逆に命を縮めます。
最近の研究では、無理な運動は体内の過酸化酸素を増やして、かえって老化を促進するというほうこくもありますので自分の体力にあった運動を楽しみながら行いたいものです。

○肺を鍛錬する方法として乾布摩擦がある
昔から風邪をひきにくくするために行われてきた方法です。
肺と皮膚は密接な関係がありますので、皮膚を刺激することにより肺の機能を活性化させます。
入浴後に腰から下に水をかけるのも同様な効果を期待できます。

○肺の働きを高める漢方薬
補気薬と言われる漢方薬は一般的に肺機能を高める作用があります。
特に「黄耆」はその作用が顕著で、衛気虚の改善に用いられます。

黄耆(おうぎ)
マメ科のキバナオウギ・ナイモウオウギやその他同族植物の根を乾燥したもの。
人参と同様に元気を増す代表的な補気薬の一つで、人参が主に体内の気を補うのに対し、黄耆は体表の気を補います。
両者を合わせて用いると補益作用がより増強されます。
中国では薬膳によく使用され、癌患者に黄耆の入った粥が供され、疲労回復には黄耆と当帰と鶏肉と共に料理する献立が出されます。
また、桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)という漢方処方が、易感冒やアトピー、子供の慢性中耳炎等の体質改善や治療によく用いられます。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

漢方薬専門 東医堂 杉山薬局
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