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千葉大学名誉教授の多胡輝氏の書かれた「百歳になっても脳を元気に動かす習慣術」(日文新書)に詳しく書かれていますので、要旨を紹介いたします。
医師たちが勧める頭によい食べ物について書かれた多くの本に、食品の色についての記載があります。

それによると「青、赤、黄」の食品です。
いろいろな食品を食べると良いと書きましたが、「いろいろ」を「色々」と言いかえるとその代表が三色です。

まず「青」は「青魚」です。
魚が認知症を防ぐ働きを持っていることは、世界中の免疫調査で証明されているそうです。

免疫調査とは、判りやすく言うと、「ある集団を取り上げて、健康や病気の状態を調べ、その原因を探る」ことを言います。
この調査の結果、魚を沢山食べる高齢者は、ボケになる可能性が低いことが分かったのです。

次が「赤」です。
赤い食べ物の代表はトマトでしょう。
昔から、「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれているくらい医者要らずの健康食の代表です。
この赤い色素はリコピンと呼ばれ、酸化を防ぐ働きがあります。
老化とは、酸化されていくこととも考えられます。
ビタミンEは抗酸化作用があるといいますが、リコピンの抗酸化力はビタミンE百倍以上といわれています。

トマト以外の「赤」では、ニンジンやカボチャがあります。
こちらの栄養素の代表はβカロチンです。
βカロチンの重要な役割は体の中でビタミンAに変身することです。

ビタミンAは、視力の低下や細菌感染や風邪の予防をしてくれたり、高脂血症や動脈硬化を改善したりしてくれるのですが、体内の脂肪に溶けやすく排出しにくいので、過剰摂取をしてはいけないのです。
しかし、βカロチンは、ビタミンAへの変身を、必要なだけで止めてくれるので安全です。

次の「黄」はカレーです。意外ですね。
ある調査によると、七十代と八十代のアメリカ人とインド人を対象にして、アルツハイマーの発症率を調べたところ、インド人の発症率が、アメリカ人の4分の1だったというのです。
日本人のカレー好きはインド人に匹敵するといわれていますから、私たちは思いがけず脳にいい食事を食べていたことになります。
私はあまり食べていないので、今後食べるよう心がけたいと思っています。
調味料の一つにウコンパウダーも用意するのも良いと思います。

解説:惠木 弘(恵心堂漢方研究所所長)

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