頸性神経筋症候群(CNMS)いう疾患.。
松井孝嘉博士が発見した頸部後筋群の異常から
起こっている頭痛・めまい・むち打ち症・自律神経失調症
ストレス症候群・うつ状態・慢性疲労症候群・・・など。


以前、私が記した「首コリ」もこれに含まれるのでは
ないかと思っています。
現在、この考えに基づいて入院加療を施す病院もあるようですが、
近くにない事がほとんどのケース。
重症でなかったら、入院までしなくても、
「首こり」のレベルで漢方や針灸で治療するのも一手。

例えば、風邪の初期には首筋のこわばりを感じる事が多く、
この時、実証の人には葛根湯を候補に考えます。
これを転用して広く首肩こりに使われているのが実態ですが、
なんでも葛根湯はいかがなものかと思います。
ちゃんと証を考えなければ効かないし、副作用だって考えられる。

CNMSという考え方と東洋医学的発想をコラボして
よりよい処方や治療を考えてみましょう。
頸椎を支える筋肉に針治療を加えて、
漢方を内服することで
かなりの効果を期待できます。

TEL0746-32-4568

 

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