うつ状態となって、
休めと言われても
「休む」ということが実に難しい。
ひとつには、「しがみつき」で休めない。
ここで踏ん張らないといけないという強い思いが
支配する事はよくあるし、
そうでないといけない局面も多い。
しかし、心が悲鳴をあげているときには
休まないといけないのに、
弱い自分であってはいけないという思いや
みんな頑張ってる、自分だけ休むわけにはいかない
生活がかかっている 休むわけにはいかない。
休んだらもう戻る場所はないかもしれない
休んだら左遷されるかもしれない
同じように仲間が接してくれるかどうかわからない
弱音を吐いたやつというレッテルをはられるかもしれない
ここは、酒を飲んでストレス発散して・・・・・
休日に温泉でのんびりすればいいだろう・・・
ギャンブルで発散して・・・・
などして休むことなく
仕事や趣味などに「しがみついて」しまう結果になってしまう。
ひとつには、体は休んでいても心が休めていない。
何とか長期休暇にこぎつけて、
確かに体は休んでいる状態になっても
あれやこれやと考えたりして
結局は常に「心が動いている」状態となって
心が休めていない事が多い。
先の事を心配したり
過去を後悔したり
今の現状を早く脱却したいという気持ちから
焦りを生じたり・・・・。
ここは、弱っている自分を認めて
心も体も休養させましょう。
もともと弱いのでなく、疲れきって弱ってしまったのです。
「何もしない」「何も考えない」のは本当に難しい。
でも、これが、最善・最速の復活の道なのです。
無論、お薬などは必要です。
さあ、休憩しましょう。
うつ 「休む」ということが難しいのです。
福田漢方すこやか相談所 薬局・鍼灸治療院 (奈良県吉野郡)
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更新日: 2012/04/14 |