漢方の概念ってわかりにくい。

瘀血(おけつ)もその一つ。
一般的には、
末梢循環や静脈系循環の障害のこととされる。
「生理的活性の低下した血液の循環障害の状態」
と、師匠には教わった。

これがまた、抽象的でわかりにくい。
具体的には、
口が乾くが飲みたくない。
皮膚の色素沈着。
腹が膨れていないのに腹がはる。
唇や舌が赤紫になる。
痔。
月経異常や痛み。
痛み全般。
サメ肌。
出血傾向。などが指標となる。

現代では冷えやストレスで
気の異常とともに
この瘀血が絡んでいる事が多い。

気血の巡りを良くすることで
全ての解決につながる。
言い過ぎかもしれないが
それくらいな感じがする。

気の巡り、血の巡りを良くする。
これは漢方の漢方たる本領発揮の場と思う。

 

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