薬さえ飲んでおけばそれで良い。
そう思っている人は多いのでは?

でも、薬はあくまでも体にとって異物です。
特に、化学薬品はそうです。

体を維持し健康を保つには、
自然と向き合う事が大事。

自分に嘘をつかず、自分の感覚を大事にし、
それでいて、節制をする。

食事、仕事、睡眠、人間関係、衣服・・・・・

主治医は自分自身です。」
亡き師は、よく患者さんにそう言っていた。
その通りだと思う。
薬だけ飲んで、
一方で悪いことしていたら何にもならない。


漢方も、攻める漢方、守る漢方がある。
風邪のような急性症状には
攻める漢方が必要な事もあるが、

基本は医食同源の延長の漢方薬の位置づけで
守る漢方をベースに服用してもらって、
平素の健康維持に役立ててもらっている。

自分を取り戻し、自分とどう向き合うか
相談しながら、自分のあり方に気付いてもらう事が
治療の大きな柱。


だから、相談に時間もかかるし
治療もコンスタントに来てもらって
「自己治療」がうまくできているかどうか
何が反省点か
その辺を二人三脚で行かねばなりません。
いっしょに歩みましょう。

 

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