うつ病や引きこもり、不登校になって、
昼夜逆転はよくある事です。

その都度、どうしたらいいですか?と尋ねられます。

基本は「本人に任すしかない」です。

例えば、
うつ状態では、すでに精神疲労がピークに達して
弱り切った状態だと考えられます。

疲れ切った状態では頭も働かず、機敏に判断できない。
これが、動物なら一瞬の判断ミスが命取りになります。

そこで、昼よりも、襲われやすい夜に起きていて
不測の事態に備えると考えると、昼夜逆転は納得できませんか。

昼夜逆転だけでなく、おかしな言動も含めて、「外見」は
「中身」が安定してくれば、自然と変わっていくので放置してよいものです。

中身の安定が一番大事!

そのために、親や周囲の人間から話を振ってもOKですが、
矢継ぎ早に質問するのでなく、また、一方的に話すのでなく、
話を振って、答えが返るまで少し待つのです。

本人が話し出すのを待って、
そう、ちょうど、うなずき役の漫才の相方のようにして
話を引き出して成長させるのです。

そうして、少しずつ、頭がさえていくのです。





         

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