患者さんが訴える症状や薬を服用しての「副作用」などは、
世間一般の医学常識からかけ離れれいる事もしばしばあります。
患者さんの言葉もまた理解しがたい独自の表現もあります。

例えば、

「足首が痛くなると、右の胆嚢の下が痛くなる」という方。
病院でそう訴えると
「それとこれとは別!」とバッサリ。
しかし、この方は何らかの関連性を感じておられる。
まずは、この事に耳を傾け、なぜそう感じているのか
医学的に証明できる関連性がないか共に考えていく姿勢が大事だと思います。
そのなかでご本人も納得いく治療や薬を選択すべきだと。

病院で、「この薬を飲むと眠くなります」と言ったけど、
「そんなはずない」とバッサリ言われた方。
私;「確かに、従来の薬と比べると改良されて眠気を起こす可能性は
グッと減っていますが十人十色、奈良漬で酔っぱらう人もいるのと同じで、
その薬に感受性の強い人はそうなることは充分考えられます。
一度、服薬量を減らして服用してみる提案を主治医にされたらどうですか、
    効果の不足分は漢方で補いますから」と。

すると、その方は「はじめてわかってもらえた!」と感激。
誰のための医療かと言えば、患者さんのために決まっています。
患者さんより医学的な事を良く勉強している我々が、
患者さんの立場に立って、いろいろ考えより良い医療治療を提案し
アドバイスをして最終判断を共に考えていく。

そんなあり方で行きたいと思います。