最近の医学の発達や研究によって
いろいろなことが解明され、
それによって恩恵を受けいている我々ですが、
漢方も解明されつつあります。

大腸に生息する菌によって漢方薬が「分解」されて
体内に取り込まれやすい、また活性されやすい状態になるのだとか。
なので、大腸の状態を整えて菌が「いい状態」でいることが
漢方薬が効果を出すコツ。
もちろん、すべての漢方薬を検証することはできてませんが
一部ではそうだということらしいです。

腸管免疫に関していえば、主に小腸の話。

大腸も小腸も「いい状態」であることが一番!
逆に、抗生物質服用によって乱れた腸内環境が
元に戻るのに3ヶ月かかるらしい。
であるなれば、
例えば、風邪など引いても、
できるだけ抗生物質服用を避けて
漢方薬などで加療するのがベストではないでしょうか。
また、やはり医食同源。
適度の水分摂取や、
タンパク質や野菜などバランスよい食事が大原則。
その上で、漢方薬を「未病を治す」意味でも上手に使うのが
人生100年時代を乗り切る秘訣
ではないかと思います。

 

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