これまで花粉症による、また長引くことで起こる慢性鼻炎や蓄膿症による鼻水、鼻づまりに関して書きましたが、まだまだ使える漢方薬はあります
ありますが、効能効果にそれらが書かれている漢方薬ではないため、書けませぬ
花粉症というのは水毒といって過剰にたまった水が悪さをしていると考え、水をさばく漢方薬を使います
過剰になっている原因をつきとめて、そこを治してあげたら、その結果、花粉症による鼻水、鼻づまりなどの症状が自然ととれている
これが漢方薬の力なのです
例えば、お腹が冷えて胃腸の機能が悪くなった場合、下痢する人もいれば、便秘になるという人もいます
お腹を温めてあげれば、下痢は止まるし、便も出るようになります
今、私の母は病院に入院してますが、便が出ないということで下剤を飲まされてるようで、でも飲んでも夜中に酷い腹痛が起こるだけで便は出ず、便が出ないからとさらに強めの下剤を出されるも、酷い腹痛があるだけで便は出ない
下剤というのは体を冷やすんですよね
排便する力も衰えている上に冷やすもんだから当然出るはずもなく・・・
こういう場合はお腹を温める漢方薬を飲ませたら便は出るようになります
腹痛など起きないように自然に便を出させるのが上手いやり方です
現代医学的につけられた効能効果の範囲だけで漢方薬を使っていると、おそらく漢方は衰退の一途を辿ることになるでしょうね