春なのにノロウイルスによる急性胃腸炎が増えているようです
しかも、何か新型が増えているらしいじゃないですか
2月、3月と激寒な状況が続くという、ウイルスが生存しやすい環境であったために、今、感染者が増えているんだとか
漢方ではノロウイルスをやっつけるというより、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などノロウイルスによって引き起こされる諸症状の緩和を目的として使います
代表的な漢方薬を挙げると
五苓散
意外と楽に吐いたり下痢したりでき、終わった後はスッキリ後に残らない
半夏瀉心湯
みぞおちに痞えがあって、触った時に抵抗、圧痛がみられる場合に使うのが一番のポイント
吐いても下痢してもスッキリせず、いつまでも尾を引いて気持ち悪い
臭いがきつい
下痢よりも嘔吐が主
腹痛よりは腹鳴
発熱はないことが多い
藿香正気散
半夏瀉心湯同様、嘔吐下痢した後もスッキリせず、いつまでも残っている感じがある
臭いがきつい
嘔吐よりも下痢が主
腹痛あり
嘔吐下痢など症状がある程度落ち着いたら、嘔吐下痢などによって消耗した体力を回復させるという意味で補中益気湯などの補剤を飲むと良いです
ちなみに今日の夜、うちでは牡蠣を食べることになってます
沸騰したお湯でしっかり火を通してくれとお願いはしたが、はたしてそれをやってくれてるかどうか不安です
みなさまも牡蠣の扱いには十分気を付けてください