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健康トピックス

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昨日は午前中エミフルに行ってきました
朝起きたとき寒かったので冬服を着て自転車で1時間くらいでエミフルに到着
1時間も自転車こいでるとさすがに暑くなってきて、ダウンとパーカーを脱ぎましたよ
若干汗ばんでました

汗をかくと気になるのが汗の臭い
そういうお年頃なんです、私は

汗は99%が水分で残り1%が塩分やら尿素やらが含まれています
99%水分のサラサラした汗は臭うことないのですが、水分以外の他の成分の割合が増えてくると、それらを餌にしている皮膚常在菌が食って臭いを発生させます
臭いを発生する汗はベタベタしています

このベトベトした汗は漢方的には湿熱と考えることが多いです
湿熱とは、その名の通り湿と熱が合わさったもの
分かりやすく言うと、夏は暑いだけでなく湿気も加わって、蒸し暑い状態になりますが、それが体の中でも起こっています
匂いはというと、太陽に照らされて焼かれたアスファルトに水をかけると、ムーンとして何か臭い匂いがしますが、それが体の中で起こって、その匂いが外に溢れてきている、そういうイメージです

味の濃いものや脂っこいものをよく食べたり、お酒をよく飲んだりする人は湿熱を形成しやすいです

舌をみると黄色い苔がべったりついていることが多いです
舌ブラシで苔を取っても、根本的な解決がされない限り、苔はすぐついてきます

湿熱が生じると出てくる症状は

暑がりで汗をかきやすい
口が渇く
大便は粘り気があり、出しても何か残ってる感じがしてすっきりしない、臭いが強い
おならも臭い
吹き出物が出やすい

などです

湿熱を取る漢方薬を使った結果、体臭も除去されているというわけになるのですが、体臭除去の効能効果は書かれてないので漢方薬名を書いていいものかどうか微妙なところであります
湿熱を取る漢方薬を挙げてるサイトはいくらでもあるので、そちらを参考に

ただ、その湿熱を取る漢方薬をただ使えば良いというものではありません
湿熱は湿と熱が合わさったものですが、大便を例にすると硬くて出にくい場合は湿より熱の方が強いということなので清熱作用を強める漢方薬を、便が軟らかめなら熱より湿の方が強いということで湿を除く作用を強める漢方薬を加えるなど工夫をする必要があります

湿熱に限らずですが、ネットで書かれている漢方薬を試してみたけど、効かなかったという声をよく聞きますが、効かないのではなく、効くような飲み方をしてないというだけのことも多々あります