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いや、暑い日が続いていますね。
豪雨に合った方々、お見舞い申し上げます。

夏の終わりになって「何となく身体がだるい」「食欲が無い」「身体が重い」などと言う相談が増えてきました。
これは暑さによって”脱水”と”水分の過剰摂取”を繰り返した結果『脾虚』となり、またエアコンの使い過ぎによって体温調節機能が乱れ『表虚』に陥ったのです。
こんな症状には補中益気湯や清暑益気湯、六君子湯や黄耆建中湯などが有効ですが、ここはやはり基本通り「消化の良い食事」と「十分な休養」が決め手になります。

また、その結果巡り巡って「水毒」症状として『めまい』を訴えることが少なくありません。
治療には苓桂朮甘湯、沢瀉湯、真武湯など「水」を排出させるものが多いですが、時として「水毒」とは関係の無い『めまい』もあるので注意が必要です。

例えば、「心火」による血圧上昇に伴う『めまい』には瀉心湯類(三黄瀉心湯、黄連解毒湯など)が有効ですし、「気うつ」によるストレス症状の『めまい』には柴胡加竜骨牡蛎湯や抑肝散などが効くことがあります。

先日来店された方は、普段から”慢性の肩こり”と仕事上の”ストレス”があり、最近になって『めまい』も酷くなってきたそうです。
漢方クリニックで診てもらってもよくならない。これまで使われた薬方は真武湯、苓桂朮甘湯、当帰芍薬散、真武湯に加えてメリスロン、アデホス顆粒、イソバイド液など。何とかなりませんか?という相談です。

これは「水毒」では無いと考え、抑肝散と葛根黄連黄芩湯を併用してもらったところ2週間で症状は改善されました。


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