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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末年始の日本列島は厳しい寒さに襲われました。
大雪で被害を受けられた地域の皆さん、お見舞い申し上げます。

さて今回は「不眠」についてのお話しです。
最近の病院はとっても親切(?)で、眠りが浅いとか寝つきが悪いと言うと「では軽いやつを差し上げます」と睡眠薬の類を出してくれます。
なるほど「軽いやつか」と飲み始めたら運の尽き、薬から離れられなくなってしまうのです。
まあ確かに”うつ病”など睡眠を十分に取ることが症状の回復につながる場合もあります。

しかしながら、どうも世間一般の方々が訴えている”不眠”というのは、例えば「明日〇〇時に起きなくちゃいけないから今夜は△△時に寝なくちゃいけない」、だから睡眠薬を飲んで寝ようかしら・・・みたいな使い方が多いのではありませんか。
なのに「ああ眠れない」「いやだ、この薬弱いんじゃないの」だから医者に行って「全然眠れない、もっと良く効くやつを」、そう言われればお医者さんも頑張ってより強いやつを選んでくれます・・・・。本当に親切なお医者さんが多いですからねえ。

患者さんにもよく言うのですが『睡眠は体力』なのです。身体が元気で無い人には良い睡眠は得られないのです。
睡眠は体内時計によって調節されており、睡眠薬を使って自分の満足するタイミングであたかも”スイッチを押す”みたいに「眠りを得る」ものではありません。

そこで、まずチェックして頂きたいのは”睡眠環境”です。
例えば快適な布団、パジャマ、室温、雑音、食事のタイミングなどなど。

実は私も年のせいか足先が冷えて寝つきが悪く、漢方薬をあれこれ試してみたりしましたが、結局小さな”湯たんぽ”を使うようにしたら良く眠れるようになりましたよ。

ちょっとした工夫でより良い環境を作るのが、漢方薬を初めとした全ての治療の基本ですねえ。再発見しました。

ではまた。


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