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年末年始から何となく”腑抜け”た天気が続くなあと油断していたらこれですもの。
体調管理には十分気を付けて下さいね。

寒さ対策と言えば①暖房②厚着③カイロってところでしょうか?
でもね、皆さん気を付けましょうね。

まず「暖房」ですが室内燃焼型のストーブ、ファンヒーターなどは”一酸化炭素”中毒に要注意!
始めは燃焼時に発生する”二酸化炭素”によって顔が赤くなり、生あくびが出て、眠たくなってきます。これはよく学校の教室などで見られる現象ですが、血液中の二酸化炭素が増えると起こります。この時点ならば換気をして深呼吸2~3回すれば治ります。
さらに燃焼が続くと酸素不足により不完全燃焼が起こり一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素は血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶもの)に強力に結合してしまい、体中が酸欠状態に陥ります。頭痛、吐き気、意識消失などの症状がありますが、特に脳は酸欠に大変弱く重大な障害を残したり、時には死に至ることもあります。

「厚着」「重ね着」、特に靴下の重ね履きには注意して下さい。
血行が悪くなり”しもやけ”の原因になる場合があります。「それでも寒いんだから仕方ないじゃない!」と仰る方もおられるでしょう、もちろん分かります。ただし”余り締め付けないもの”を選ぶこと、夏よりも1サイズ大きい靴を使うことをお薦めします。

「カイロ」による低温火傷はすでにご承知と思いますが、普通の火傷と違ってそれ程「熱く」も「痛く」も無いのに「非常に治り難い」のが問題です。
人間の体温は普通36~7度、体内の温度はこれよりやや高く37~8度です。
皆さんは風邪やインフルエンザの時に発熱しますね?38~40度くらいでしょうか。そんな時「風邪のウイルスをやっつけているのだから熱冷ましは使わなくて良い」というご意見を聞くことがあります。一般的には正しいのですが、時として体温が高くなり過ぎると身体の細胞が破壊されてしまう事もあるのです。
その限界点は42~3度ですが、カイロは約50度まで発熱しますので長時間皮膚に密着させていると局所の組織が壊れてしまいます。
そのため低温火傷は治り難いのです。

身体を温めるには「中から」です。
温かいものを食べましょう。生野菜、果物の多食はいけません。
朝ごはんを食べましょう。朝一番にまずエネルギーを補給しないと身体は正しく動きません。
「食べて」「動いて」身体の中から温めましょう。

それでも冷え症で「食べる」ということが難しい方、「美味しくない」「箸が進まない」という方、「睡眠が十分とれていない」という方、あなたの体質に合った漢方薬が必ずあります。ご相談下さい。


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