寒い日が続きますが、今日は一段と冷えます。
寒い日が続くと、足がつると相談に来られるお客様が多くなります。
これは寒さで血流が悪くなり、筋肉に栄養が行き渡りにくくなったために筋肉が緊張してしまったもの。
漢方では筋と肝は関係があり、「肝は血を蔵す」「肝は筋を主る」といい、肝血が不足すると筋を養えなくなって、その結果、こむら返りが起こると考えられています。
こむら返りに効くことでも有名な芍薬甘草湯は、肝血を補って筋の緊張を緩める作用があります。
ただし、脾が弱くて気血の生成が不十分な場合、脾の機能を良くする処方でしっかりと造血させなければ肝に十分な血を送ることができません。
みんながみんな同じ処方が効くわけではないところが漢方の面白いところです。
ご相談ください。