今日は花粉飛散量は少ないですが、明日14日は「やや多い」となってます。
外出するときはマスクを忘れずに!
そして、帰宅したら家の中に入る前に服に付いた花粉を落としてから入りましょう!
漢方では花粉症は水分代謝が悪く、体の防衛力の弱い人にかかりやすいと考えられています。
水分の取りすぎや過労、ストレスなどが続くと消化・吸収がうまくいかなくなります。
その結果、吸収されない栄養物が液状のまま体内に残り、その余分な水が体の正常な働きを阻害し、防衛力を低下させることになります。
そこに花粉が侵入してきて余分な水と結びついて鼻水・鼻づまり・くしゃみが起こります。
花粉の症状は大きく分けると2つのタイプに分類されます。
1.寒のタイプ
透明で水っぽい鼻水、鼻づまりはあまり強くない
このタイプの人は冷たいものを嫌い、温かいものを好む、手足が冷える、のどは渇かない、渇いても温かいものを欲します。
体を温めながら水の代謝をよくする小青龍湯などを使います。
鼻づまりには血行促進作用と鼻を通す働きのある川芎と辛夷が配合されている葛根湯加川芎辛夷などを使います。
2.熱のタイプ
粘っこい鼻水、鼻づまりは強い
このタイプの人は余分にたまった水が体温で温められたため、もともと寒性の水が熱性の水に変化して起こる症状です。
目が赤くなる、目が痒くなる、のどが渇いて冷たいものを欲します。
熱を冷まし、余分な水を発散させ、血行を良くし、痒みをとめる十味敗毒湯加桔梗石膏などを使います。
花粉は飛び始めたばかり!
まだまだ先は長いですけど、花粉に負けないよう頑張りましょう!
ご相談ください!