脊柱管狭窄症とは、神経の束が通っている腰椎の管である脊柱管がなんらかの原因で狭くなり、神経が圧迫されることによって起こります。
この原因の一つにカルシウム不足も関係しています!
カルシウム不足で骨粗鬆症になり、弱くなってしまった骨が圧迫骨折を起こし、脊柱管内部に骨の一部が突き出て神経を圧迫して発症する場合
体を伸ばして歩くと痛みが強くなる傾向にあります。
カルシウム不足によって体内に放出されたカルシウムが脊柱管組織に沈着し、管内を圧迫して発症する場合
歩行などで痛みやしびれ、冷えを感じ、一時休息すると楽になる傾向にあります。
カルシウムを十分摂ることが予防の助けになることでしょう。
しかし、日本人はカルシウムの摂取量が足りてないのが現状です。
これは、日本の水はカルシウム含有量が少ない軟水であり、飲料水やその水で育てられた作物を食べていることが原因の一つと考えられています。
それに加えて、食べ物からのカルシウムの吸収率は30%前後なので、必要量摂取は難しいことになります。
食事で足りない分はカルシウム製剤で補給するのがいいと思います。
カルシウム製剤と言ってもいろいろありますが、ほとんどが食べ物に含まれるカルシウムと同じ結合型カルシウムです。
結合型カルシウムは胃酸によってカルシウムイオンという形になり、このイオン化されたカルシウムのみ腸から吸収されます。
従って、イオン化されたカルシウム製剤を摂るのが効率的です。
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