先日、トシちゃんの番組で仮面ライダーVスリャーの風見志郎を演じた宮内洋さんが閉塞性動脈硬化症で40針を縫う大手術をしていたことを知りました。
閉塞性動脈硬化症とは何ぞや?
動脈にコレステロールなどが付着して詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失い、血液の流れが悪くなるのが動脈硬化ですが、足の血管の動脈硬化が進んで起こるのが閉塞性動脈硬化症です。
症状は4段階に分かれており
1度 初期症状で足の冷えやしびれ
2度 少し歩くと足が痛くなり、休むと痛みがなくなる
3度 安静時に疼痛が起こり、じっとしていても痛みが起こる
4度 最も進行した状態で、治りにくい潰瘍ができ、末梢血管の血流が途絶えて壊疽を起こすこともあり、足を切断しなければいけない状態まにまでなることもある
宮内洋さんはもう少し遅ければ両足切断となっていたみたいです。
恐ろしいですね。
漢方では桂枝茯苓丸などの駆瘀血剤を用い、血行を良くさせることで改善に導きます。
また、カルシウムをしっかり摂ることも重要です。
血液中のカルシウムが不足すると骨から溶け出ますが、余分に出てしまい、過剰分は血管壁に溜まります。
血管壁は心臓が血液を押し出す力の影響で傷がつきやすきなります。
この傷からコレステロールが侵入し、血管壁を厚くしてききます。
さらにここにカルシウムが付着して、ますます血管を硬く、そして細くしてしまいます。
日本人に最も足りていない栄養素はカルシウム。
意識して摂ることを心がけましょう!