どちらか分かりませんが、そのチアシードを試したというお客様が先日、来店され、コレステロール値が下がったとお喜びになられてました。
チアシードって何やねん?という方に簡単に説明します。
チアシードは南米原産のシソ科の植物であるチアの種のことで、古代マヤ・アステカ時代から食べられていて、人間が生きていくために必要な栄養素が豊富に含まれています。
海外のセレブに人気があり、アメリカで大ブレークし、私は知らないのですが、スーパーモデルであるミランダ・カーという女性も愛用しており、ダイエット効果があると日本でもモデル同士で広がり、ブームとなりました。
何故、チアシードがダイエットに効果的なのかと言うと、チアシードを水に浸すと約10倍に膨らみ、ゼリー状となりますが、これがグルコナンマンと言われる食物繊維で(コンニャクにも含まれる成分)、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止し、そして腹持ちも良いので空腹感を感じにくくなります。
さらに便秘を解消してくれることもダイエットの助けとなります。
ちなみにチアシードを水に浸す理由は上記の目的以外に、発芽毒を分解する目的もあります。
生でも食べられますが、水に浸した方が、より安全かつ、より多くの栄養素を摂取することができます。
チアシードの水に浸す時間は、5分だったり、2時間だったり、12時間だったり、色々言われていますが、私が試したところ、5分や2時間ではそんなに膨らまないし、ゼリー状にもならないですね。
こちらは1日量の10g(大さじ1)を10倍の水で浸した直後です。

5時間後

24時間後

48時間放置して見ましたが、24時間後とほとんど変わらなかったので、私としては最低でも24時間は浸しておくのが一番良いかと思います。
それにしてもカエルの卵みたいで気持ち悪いですね。
カエルが嫌いな私にはこれは無理ですわ。
チアシードにはブラックチアシードとホワイトチアシードの2種類ありますが、ブラックチアシードの膨張率が8~10倍なのに対して、ホワイトチアシードの膨張率は10~14倍なので腹持ちも良く、皮が軟らかいので消化吸収も良く、食感も良いようです。
某デパートのうまいもののイベントかなんかでチアシードの販売もしてたので、その店員さんにちょっと話を伺ったところ、3日ほど水に浸しておくと芽が出てくるそうです。
そして、今では種よりもその芽を食べるほうが良いということで、芽を食べている人もいるということも教えていただきました。
チアシードはどこにでも売っていると思いますが、当薬局では定番では置いていませんが、取り寄せはできますので、近くのお店にない、漢方の養命庵で買いたい、漢方の養命庵じゃないと嫌という方はぜひ、当薬局をご利用ください。