寒くなってくると人間だけでなく、ドアノブなどの物体もみな冷やされるのに、寒さに平気な人が何故、冷えないのか?
ホント不思議ですよね。
その答えは、体に蓄えている熱を冷やされた体表に絶えず運んでいるからです。
もともと体が弱く元気のない人や、痩せ形で疲れやすい人は熱を作る力が弱く、蓄えも少ない状態にあります。
また運動不足だと熱を作り出す量が少ないため、冷え性にもなりやすくなります。
また気分が高揚しているときは、じっとしていても体の活動力は高いですが、気分が沈んでいると低いため、体は冷えてきます。
体を動かし、楽しい気分で時間を過ごすことで、熱を作る働きを高めることができます。
冬にアイスクリームなど体を冷やす物を好んでとったり、年中体を冷やす物をとったりする人は、内側から体を冷やして大事な熱源を減らして冷え性になります
またファッション重視による冬の薄着、首元や腕、足の露出した格好は体の熱を逃がしやすく、冷え性に繋がります。
冷たい物のとりすぎを控え、熱を逃しにくい格好をして、熱の無駄遣いを減らすことが大切になります。