昨日、テレビ朝日で放送されてた番組で
かぜに強いNo.1漢方
まさかの補中益気湯でした。
補中益気湯は名前の通り、中焦(胃腸)を補い、気を益す漢方薬です。
確かに免疫力も上げてくれるため、風邪予防には良いとは思いますが、誰でも使えるというわけじゃないです。
よく風船で例えるのですが、風船に空気があまり入ってなく萎んでるような状態、そこまで萎んでないけどまだ空気が入る状態
そんな状態には空気を入れてあげますよね?
でも風船に空気がもう入らないパンパンな状態で空気を入れるとどうなります?
破裂してしまいます。
パンパンな状態、つまり元気が有り余ってるような人に補中益気湯を飲ませると逆に体調が悪くなってしまうこともあります。
ただ、普段元気が有り余ってる人でも疲れたり消耗すると補中益気湯は使えたりするので、自分に合うか飲んで確かめてみるのが良いですね。
風邪の引き始めに麻黄湯、葛根湯、麻黄附子細辛湯、桂枝湯を体格で判断すると良いと番組内で言ってましたが、正直言って体格だけで判断するのはオススメできないですね。
見かけ倒しということもあるからです。
体格はあくまで判断材料のひとつにしておくのが良いと思います。
分からなかったら番組でも言ってたように、桂枝湯から始めると良いです。
風邪予防に緑茶でうがい、緑茶を飲むという方法を紹介されてましたが、板藍根でうがい、板藍根を飲むという方法も良いですよ。
風邪を引かないよう、お気を付けください。