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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

子宮内膜症は日常生活に支障を来たすほどの重い月経痛が起こるという特徴があり、性交痛や排尿痛、不妊の原因となることもあります。

漢方では子宮内膜症を瘀血と考えます。
この瘀血という概念は非常に曖昧なんですよね。
おそらく瘀血を的確に説明できる人はいないんじゃないかなって思います。
この瘀血により血流が悪くなる場合もあれば、血流が悪いのが原因で瘀血が形成される場合があります。
血行促進させるには活血剤を、瘀血に対しては駆瘀血剤を用いることになってます。

子宮内膜症には駆瘀血剤を上手く使う必要があります。
病院なんかでよく出る桂枝茯苓丸も駆瘀血剤にはなりますが、ちょっと弱いんですよね。
駆瘀血作用を強めようと思ったら大黄や芒硝といった便通をよくさせる生薬を加える必要があります。
もちろんそういう生薬が元から入ってる駆瘀血剤もあります。
通じをつけることで骨盤内の血行が良くなって早く効くなんてこともあったりなかったりと・・・
ただ便通を良くするものを使うことで出血や下痢がひどくなったりすることもあるので加減が重要になってきます。

また瘀血を取り除くだけでは不十分で血流を良くする活血剤も使わなければいけません。

子宮内膜症は駆瘀血剤と活血剤を上手く組み合わせて治していきます。