不妊症で漢方薬局を頼って来られる方は大体、病院であらゆる方法を試したけど無理だったから、最後の砦として漢方薬を試してみるという方が多いです
不妊の原因は女性側にあると思われがちですが、男性側にある場合もあれば、男性女性両方にある場合もあります
女性側に原因がある場合は、
黄体機能不全や多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症などによる排卵に問題がある
細菌感染などにより卵管が塞がったりして精子が卵子に到達できず受精できない
子宮筋腫や子宮内膜症などにより子宮内膜に着床できない
加齢による卵子の質の低下
などがあります
男性側に原因がある場合は
勃起障害
射精障害
精液中に精子が全くない、もしくは数が基準に満たないなど精子を作る機能に問題がある
加齢による精子の質の低下
などがあります
当薬局に来られるお客様の多くは、検査などで女性に異常がみられるけど、男性側には異常がみられないというパターンが多いです
ただ、検査で異常がないから正常だとは言い切れないのが悲しい現実です
医療はかなりの進歩を遂げていますが、検査ではみつけられない問題もまだまだあります
そう、異常がないのではなく、異常を見つける検査技術がまだ追い付いていないのです
現代医学では検査で異常がみられなければ何もしませんが、漢方の場合、検査で異常がなくとも何か些細な症状でもあればそれは立派な治療の対象になります
なので不妊の場合は、男性女性とも漢方的診断を受けることをお勧めします