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健康トピックス

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30歳代 男性

9月の中頃
朝起きると喉が乾燥しているのに気付き、昼ごろには熱っぽい感じがした。
咳はなし。
悪寒は一切感じない。
うちわの風が気持ちいい。

温病ととらえ、銀翹解毒丸をその場で1回分飲んでもらいました。
それから20分ほど話をしていると、うちわの風に当たるのが気持ち悪く感じるようになった。

温病から傷寒に変化したのだと判断し、葛根湯を1包飲んでもらいました。
虚弱体質の方に葛根湯は不向きなのですが、頓服として用いるなら桂枝湯よりも効くことがあるので用いてみると、すぐ発汗し、熱っぽさも寒気もなくなりました。
葛根湯が合わない場合、発熱・悪寒はとれてもだるさが残る場合がありますが、その心配もありませんでした。

翌日は元気だったのですが、翌々日、冷房の効きすぎた空間に4時間いたせいで体が冷え、喉の調子が悪くなり、その翌日、声が嗄れてしまい、再度来店。

喉を潤す麦門冬湯も1日分飲んでもらうと、翌日には声は元に戻ったのですが、代わりに咳が出るようになったと来店。
一度、咳をすると連続して咳き込み、最後にはオエーとなるような咳のしかたで、喉がよく渇いて水を飲むと気持ちがいいとのことなので、麦門冬湯に麻杏甘石湯を加えて飲んでもらいました。

3日ほど飲んでもらいましたが、飲むと少しは楽になるような気がするけど、咳き込みが酷い。
そこで、一度、頭の中を整理して考え直してみると、冷房で冷えたのが原因。
そして、自力で治りにくくなっている。
そこで体を温め、体力を回復しながら咳も止める柴胡桂枝乾姜湯を飲んでもらったところ、3日で咳は鎮まりました。