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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

妊娠には愛の力は重要ですが、漢方薬の力も侮れません。

「子を求める道は、まず月経を調節する、月経を調節して子種をまく」と言われており、女性の不妊症に対する治療は、まず月経を整えることが大切です。
不妊症の治療は大体3ヶ月を1クールとし、3クール、約10ヶ月から1年くらいをかけて月経を調節し、気長に治療する必要があります。

月経周期が短い場合、栄養を与え潤す働きのある腎陰と肝に貯蔵している血である肝血が不足することにより、血に熱がこもった状態で、濃いものが多い食生活、寝不足、ストレス、長期的な体調不良などは熱がこもりやすくなります。
熱が血を凝縮するので、経血の色が濃くなる場合があります。
目眩や不眠、耳鳴りや足腰のだるさ、ほてりや喉の渇きなどの症状が見られます。
腎陰と肝血を補って、こもった熱を冷ましてあげるようにします。

月経周期が長い場合、体を温めたり機能させたりするエネルギーの大元である腎陽の不足による冷えが原因で、経血の質は薄く、色は暗淡となります。
手足の先や下腹部が冷える傾向が強く、疲れやすい、むくみ、頻尿などの症状が見られます。
腎陽を補って温める力を作り、冷えを改善させます。

月経周期が不定期の場合、ストレスが原因で、ストレスの影響を最も受けやすいのは肝で、肝は血を貯蔵するだけでなく、気血の巡りをスムーズにするところであるため、気分の変化によって周期が短くなったり、長くなったりします。
月経前にお乳が張ったり、下腹部が張って痛んだり、イライラしたりする症状が顕著に現れる傾向にあります。
いわゆる月経前症候群(PMS)です。
肝の気血をスムーズにする機能を強めて、気鬱を発散させてあげるようにします。