これも陰部掻痒症と同じで誰にも知られたくない、相談しにくいものです。
陰部湿疹はその名の通り、陰部に発疹や水疱などができる病気です。
陰部掻痒症は発疹などないため、痒みを堪えればバレにくいですが、陰部湿疹は見た目で分かるため、見せづらいです・・・誰に?
陰部湿疹は陰部掻痒症とは違い、表面に出てきているため、熱(炎症)を発散させる方法を取ります。
ただし陰部は粘膜を豊富に含む場所であるため、湿というものが溜まりやすく、その湿と熱が合わさって湿熱という深い部位に固着して取り除きにくい状態に変化していることが多いです。
そのため単純に発散させるだけでは取り除くことができません。
これは発散はあくまで表面のものを取り除くもので、深い部分には作用しないためであります。
そして湿熱の厄介なのは固着しているため、治療が長引くということです。
大事な場所なので恥ずかしいとは思いますが、勇気を出してご相談ください。