紫斑病というのは、内出血によりあざができやすくなる病気のことです
原因は、血管の炎症だったり、血小板減少、加齢のよるものだったりします
紫斑病を漢方で考えると何なんでしょう?
血管から漏れ出るということはすなわち「気」が関係しているのではないかと考えることができます
気というものはエネルギーでもありますが、固摂作用といって漏れ出るのを防ぐ作用もあります
気が少なければ当然、漏れ出るのを防ぐ力も弱まるため、タラタラと漏れ出るような感じで出ていきます
気を作り出すのは胃腸です
食べた物を消化吸収して気を作ります
しかし胃腸の機能があまりよろしくないと十分な気を作ることができず、固摂作用もままならなく、ダダ漏れを許してしまいます
寝不足だったり、過労が続いていたりすると気の消耗が激しくて固摂作用を失ってしまいます
紫斑病に対して漢方では、胃腸の機能を良くして気を高め、漏れ出ないようにすることで改善するのではないかと考えます
もちろん漏れ出ているのを止める作用も入ってる漢方薬を使います
ご相談ください