プロラクチンというのは母乳の分泌を促すホルモンです
妊娠から分娩後の授乳期間に多く分泌されますが、分泌を促すと同時に授乳期に排卵を抑制し、次の妊娠を抑える働きもあります
これが妊娠してないのに増えると排卵が抑制されるため、不妊症の原因にもなります
また、流産を繰り返したり、月経が遅れたり、月経が来なかったりする原因にもなります
また授乳後にプロラクチンが下がらなければ、2人目不妊となることもあります
お乳は血液から作られることから血を貯蔵するのは肝、そして乳頭は肝の経絡が通っています
またプロラクチンの分泌のコントロールは視床下部が行っていますが、視床下部は自律神経の中枢であり、自律神経も肝が関係しています
肝はストレスを最も受けやすいところであり、ストレスにより自律神経が乱れ、ホルモン分泌が異常となって現れると考えます
また乳房は胃の経絡が通るので、胃も関係してきます
ここらは問診で探って見極めていきます