椿さんが終わったら暖かくなると言われてますが、終わっても寒いです
寒すぎて首肩に力が入るせいか、肩・・・いや首筋から背中にかけて凝ってます
寒くても肩とか首筋が凝るということはなかったのに、今回初めてであります
こういう場合は葛根湯がよく効きます
注意していただきたいのは、肩ではなく首の横や後ろの凝り、そして凝りが背中にまで及んでいる場合が適応範囲内です
肩にまで及ぶ広範囲ともなると葛根湯だけでは物足りなく、他の物を加えるなど工夫が必要になります
首から肩にかけてパンパンに張ったような感じで揉んでもらうと気持ち良くなる場合は気の巡りが悪いのが原因であることが多く、柴胡剤が適応となることが多くなります
ストレスだったり、スマホ、パソコンで同じ姿勢だったりするなどなど
揉んでもらってかえって調子悪くなるのは瘀血だけでなく、疲れなどエネルギー不足である気虚が原因の場合もあります
この場合、凝っている感じがすると自覚していても実際触ってみると柔らかいということが多いです
栄養が不足している血虚と呼ばれる場合の肩こりは、薄い板が張ってるような感じがします
四物湯加減でしっかり血を補ってあげます
肩はコリコリしてる感じで、揉んでもらっても良くならないどころか、かえって痛くなる場合は瘀血が原因なので、瘀血を取り除く漢方薬になります
上記の悪い状態が長期間続いたり、怪我や手術などで瘀血が形成されます
肩こりでも原因はさまざまなので、その原因に合わせた漢方薬を使わないと効果はありません
ここが漢方の難しいところでもあります