今年の花粉の飛散は、愛媛では例年の2倍らしいですね
例年と比べると多いという言葉、なんか毎年聞いてるような気がしますが、気のせいでしょうか?
量が多かろうが少なかろうが、なる人はなる、ならない人はならない
量なんて関係ないのよね
さて本来花粉は異物ではないものです
何らかの原因で免疫機能が異常をきたして、誤って異物としてマークしてしまい、異物を排除するために花粉症の症状が現れてしまいます
粘膜が潤っていると花粉を捕まえ、普通の鼻水や咳といった反応で外に排出してくれるので、花粉症になりにくくなります
乾燥していると粘液が花粉をとらえられず、体内へ侵入を許してしまうため、体内のおまわりさんが動き出し、症状となって現れます
漢方では粘膜強化のカギを握っているのは衛気と呼ばれる気で、黄耆が配合された漢方薬が衛気を補ってくれます
衛気が不足している人は
風邪をひきやすい
暑くもないのに汗が漏れ出る
疲れやすい
季節の変わり目に体調を崩しやすい
などです
必ずしも衛気だけが原因で花粉症になるわけではありません
偏った食事、不規則な生活、睡眠不足、ストレスなど
花粉症になりたくなかったら、規則正しい生活をしろってことなんですけど、分かっているけどそれができないのが人間の弱さなんですよね
今年の花粉症の症状、軽くあってほしいものです