カルシウムを多く摂ると腎臓結石ができると思っている人はいませんか?
果たして、本当にそうなのでしょうか?
腎臓結石とは尿に含まれるカルシウムとシュウ酸やリン酸などが、何らかの原因によって高濃度になり結晶化して石のように固まるもので、結石が尿路のどこにあるかによって、腎臓結石、尿路結石、膀胱結石などに分けられます。
特にシュウ酸は高濃度のカルシウムに出会う結石として、結石の元を作りやすい物質なのでカルシウムとシュウ酸が移行しないようにすることが腎臓結石の予防に繋がります。
通常カルシウムの摂取量が多いと、腸管内にも十分に存在するカルシウムがシュウ酸と結合して腸管内でシュウ酸カルシウムとなり、便として排泄されます。
その結果、シュウ酸の吸収が少なくなり、尿中に移行するのを抑制することができます。
ところが、カルシウム摂取が不足していると、カルシウムと結合できなかったシュウ酸がそのまま腸管から体内に吸収され、カルシウム不足のために骨から動員されたカルシウムと結合してかえって結石ができやすくなります。
カルシウムが不足すると腎臓結石ができやすくなります。
このように、カルシウムを十分に摂ることは腎臓結石を予防するうえでも重要な役割を果たします。
カルシウムは摂りすぎより、足りないことが心配です。
吸収の良いカルシウムございます。
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