先日、ある記事を読んでびっくりしたのですが、各種の加工食品に適した食品添加物を製造販売しているある業者の社長が、
食品の腐敗を防ぐ役目のpH調整剤を多量に入れると食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺しかねないと心配している
とコメントをしたそうです。
そう危惧してるなら作るなよとツッコミたいところですが、我々が日持ちする物を望んだ結果、こうなったのだから健康被害を被っても自業自得としか言いようがないですね。
pH調整剤に使われている添加物の中で特に問題なのがリン酸塩です。
リン酸塩の過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げます。
血液中のカルシウム濃度は一定で、それを下回ると骨から溶け出ますが、不足分だけでなく余分に溶け出てしまい、それが神経細胞内に溜まるとイライラや神経過敏を引き起こします。
また、リン酸塩はカルシウム以外のミネラルの吸収も阻害し、亜鉛を体外に排出してしまいます。
亜鉛は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルで亜鉛不足はキレやすくなります。
最近、キレやすい人が多くなっているのはこういうことも原因の一つとなっているのかもしれません。
加工食品は便利ではありますが、便利になればなる物ほど体に悪いというのは悲しいですね。
私はこういうものを摂った後はクマ笹エキスを飲んで体内の浄化をするよう心掛けています。
忘れることも多いですが・・・
ごみが落ちていたり汚れていたりすると掃除をすると思いますが、それと同じように体の中も汚れたら掃除をしてあげるといいと思います。
加工食品とうまく付き合っていきましょう。