ED(インポテンツ)の対策は、西洋薬(バイアグラ)の画期的登場で、すっかり漢方の世界からは、なりをひそめてしまいましたが、西洋薬が、体に合わない方も若干いらっしゃると考えました。
そこで、漢方から見たEDについて、漢方的考えを述べてみました。
EDは、漢方医学では、「陽萎」と言われます。病因が、腎陽(生命のエネルギーの1つ)の虚衰に属することが多いことから、「陽萎」と名づけられています。
「陰萎」(陰茎が萎える)とEDは呼ばれることもあります。
男性性器の機能障害の中でも、EDは治療しにくい症状の1つだと言われています。
【EDの原因(基本的な4つの原因)】
(1)腎精の不足
精力(勃起力)は、漢方で云うところの腎に蓄えられており、「腎精」と呼ばれます。
腎精は人間の生長、発育および生殖を主っています。腎精が充実すると、人間の体は生長し発育し、腎精が衰えると老化が始まります。
つまり人間の発育老化は、腎精に支配されています。
腎精がしだいに充実し、一定のレベルに達すると、青年男子では、精子がつくられ、性欲が現れ、子供を作ることも可能になります。
したがいまして、性機能と生殖能力は、腎精の機能によって大きく影響されます。
この腎精が、流失したり衰えたりすると、EDの症状が現れます。
(2)気血の不足
脾(消化器の概念)は、水穀(食物)を消化して、気血(エネルギーと血液の概念)を生れさせる源泉であるから、脾気(消化器を主るエネルギー)が弱ると、気血が不足し、全身に栄養が行き渡らなくなります。
気血が男性生殖器に、到達して、栄養を行き渡らせることができないと、EDになると考えています。
(3)肝の働きが失調する
漢方でいう肝の働きは、全身の気のエネルギーの運行、精神・情緒の安定、血液の貯蔵、さらには、筋肉や目の生理機能を維持することにあります。
肝が外界のストレス刺激により、肝の働きが失調すると、イライラ感、怒りっぽい、憂鬱感、疑う心が強まる、ため息が多くなるなどの精神症状が現れます。
そして、肝の経絡(体の中のツボの流れ)は、男性生殖器をめぐっており、肝の働きの失調により、肝の中の血液が消耗されると、男性生殖器を養うことができずにEDとなります。
(4)膀胱や男性生殖器に湿熱が溜まる。
湿熱とは?
湿熱とは、体の中にある。お血(ドロドロ血液のことで、微小血管循環障害を伴う病態です。)が、長い間、身体に、はまっていると、だんだんと熱を帯びてくることが、ままあると考えています。
そして、その熱が、膀胱や男性生殖器にたまったものを、漢方では、特別に、「下焦の湿熱」といいます。
★下焦とは?
下焦とは、体のおへそから下の部分を指しています。
EDの中には、湿熱が、男性生殖器およびその周辺に、注ぐことによって、海綿体が衰えて、萎えてしまう症状が出ます。
【漢方的ED対策】
(1)に対しては、温性の補う薬を用いて、腎精の陽のエネルギーを強化します。
(2)に対しては、気血と、脾のエネルギーを補って増やします。
(3)に対しては、肝の働きの失調を治し、正しく働かせるようにします。
(4)に対しては、湿熱を清し、取り去るようにして機能を回復させます。
髙木漢方では、以上(1)~(4)の対策を講じて、徐々に体質改善を図り、健康体にすることによって、EDの症状を改善していきます。
【EDのご相談】
EDでお困りの方は、まずは、髙木漢方の漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。
なぜなら、東洋医学は、あなどれないからです。
そして、また、西洋医学の治療が、あなた様の体質に合わなかったならば、漢方も選択肢の1つに加えてみてください。
一歩ずつ、息子をよみがえらせるための漢方薬をご紹介いたします。
髙木漢方では、漢方理論に基づいた、ED(インポテンツ)のご相談を承っております。
ご相談&カウンセリングは無料です。
髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。
子宝相談と皮膚病相談と漢方カウンセリングのできるお店
髙木漢方 (たかぎかんぽう) 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店
住所 神奈川県横浜市中区石川町5丁目185番地6
(石川町5丁目バス停前)
ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888
お気軽にお問い合わせください。
営業時間 11:00~18:00
定休日 金
【当店への行き方】
① JR 根岸線 石川町駅 元町口 ( 南口 ) より徒歩6分。
元町とは正反対の方向 に、首都高速の高架下の中村川を右に見ながら、 そって進んで、亀の橋を渡らずに真っ直ぐに歩いて、車橋 ( くるまばし ) 南交差点の角 ( 石川町5丁目 ) に当店はございます。
(石川町駅南口改札前のタクシー利用で 2分です。)
② 横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。
改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道 ( 山元町、根岸森林公園方面 ) に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。
③ 伊勢佐木長者町駅前のバス停から、市営バス 103 根岸台ゆきに乗って、二番目の 「石川町5丁目」 で下車スグ。
駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103 根岸台、103根岸駅」( 横浜駅東口発 ) に乗って、2番目の「石川町5丁目」 のバス停にて降車してください。
石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。


