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男性の更年期障害(ED・夜間頻尿・前立腺肥大症・五十肩・疲労倦怠感)の漢方薬療法 

I.男性の更年期障害とは?

更年期障害は、「女性の特有のもの」と考えがちですが、男性にも、更年期障害はちゃんとございます。

男性の場合は、更年期に対して、ほとんどの人が自覚しておらず、女性のように、月経周期の乱れや、閉経といった、目に見える変化がないために、見過ごされがちです。

男性の更年期が始まるのは、四十歳から五十歳台です。そのころは身体機能の低下に加えて、厄年も重なり、精神的にもストレスが、たまる時期でもあります。

仕事場では、リーマンショックの後、百年に一度の大不況のなか、中間管理職として、上からも下からも、プレッシャーがかかり、さらには、リストラへの不安もございます。

家庭においては、親の介護の問題や、子供の教育費の増加など、多くの問題に直面されておられます。

男性の更年期には、女性と同じような症状がでます。ほとんど本人の自覚のないままに、不眠や不安感などの情緒の不安定がみられます。

それらの症状を放っておくと、最近増加している「うつ病」になって、しまう方もいらっしゃいます。

重い症状にならないためには、男性の更年期について、本人の自覚はもちろんのこと、家族の深い理解が必要です。

健康診断では、特に異常はないのに、身体がだるくて重かったり、目がかすんだり、立ちくらみがしたり、腰や首や肩などが痛くなったりしびれたり、排尿異常(尿もれ・頻尿)が現れたり、性機能が衰えたり(勃起不全・インポテンツ)したら、「男性の更年期障害」を疑ってみましょう。


II.男性は8の倍数で年齢を重ねる

漢方では、男性の身体のリズムは、「8の倍数で変化する」と考えられています。

老化曲線のゆるやかな女性に比べて、男性の場合は、四十歳から、坂道をころがるように、急速に、身体の各機能が、下降します。

四十歳から、性機能の衰えが始まり、四十八歳から、排尿機能の衰えがあらわれ、五十六歳からは、それらの現象がどんどんと本格的に進みます。やっと六十四歳からは、ゆっくりと老化が進みます。


III.男性の更年期障害に見られる主な五つの症状

(1) 性機能の低下

男性の更年期において、最も、多くあらわれるのが、勃起不全(ED・性欲減退)や中折れなどの性機能の低下です。

多種多様な原因がございますが、よくみられる原因としては、腎に蓄えられている生命エネルギーの不足や、於血(おけつ)が考えられます。

(2) 疲労倦怠感、不安感、軽いウツ状態

気の停滞が生じて、血行不良を起こし、情緒が不安定になり、だるさや疲労倦怠感を常に感じるようになります。

よくある原因としては、気のエネルギー不足や気の滞りや於血が考えられます。

(3) イライラ感、のぼせ、不眠症

肝腎の不調や肝の気の滞りのあるタイプによくみられます。
顔や足の裏がほてったり、下腹が張ったり、オナラやゲップやタメ息がやたらと出たり、ささいな出来事が気にくわなくなり、怒りっぽくなります。

よくある原因としては、陰虚(いんきょ)や気の滞りが考えられます。

(4) 物忘れ、肩こり、五十肩、頭痛

脳と身体の血行不良や、腎のエネルギー調節機能が低下して、物忘れがひどくなったり、頭痛がしたり、肩がこったり、人によっては、四十肩や五十肩をおこすこともございます。

よくある原因としては、腎の衰えや、身体にたまったヘドロや、於血が考えられます。

(5) 足腰のだるさ、夜間頻尿、排尿異常、前立腺肥大症

陽気が不足して、身体が冷えて、前立腺や膀胱や尿道の機能に異常をきたして、足腰がだるくなり、夜間の頻尿が起きるようになります。

よくある原因としては、腎陽エネルギーの不足や於血が考えられます。


IV.男性の更年期障害(上記の症状)に対する髙木漢方の漢方的対処法

(1)に対しては、身体に合った漢方薬を使って、腎の生命力を補って、於血を除いて、血行を改善することにより、治します。

但し、勃起不全(ED)の場合は、さまざまなタイプがあるので、そのタイプに応じて、対処法を変更します。
詳しくは、別欄の「EDと漢方」をご覧ください。

(2)に対しては、身体に合った漢方薬を使って、気を補ったり肝のリズムを調えたり、気を活発にし、於血を除いて血行を改善することにより、治します。

(3)に対しては、身体に合った漢方薬を使って、気の巡りを助けて、身体に足りない潤いを補い、精神の安定を図り、腎の働きを補って、治します。

(4)に対しては、身体に合った漢方薬を使って、体のすみずみまで、於血を除いて血行を改善して、たまっているヘドロを取り除いて、腎機能を助けて、治します。

(5)に対しては、身体に合った漢方薬を使って、陽気を増して、冷え切った身体を温めて、弱っている前立腺や膀胱や尿道を元気づけて、夜間の頻尿や足腰のだるさを改善して治します。


V.髙木漢方の漢方健康相談

ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。

漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。
早めの養生が、あなた様自身を助けます。

横浜市中区にある髙木漢方まで、お気軽にお越しください。

男性の更年期障害で、お困りのときはもちろんのこと、健康のことや、漢方薬やその他のお薬のことで、お悩みのときも、お気軽にご相談ください。

お子様のご病気や、女性の更年期障害のご相談も大歓迎です。

ご相談&カウンセリングは無料です。

髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。


子宝相談と皮膚病相談と漢方カウンセリングのできるお店
髙木漢方 (たかぎかんぽう)  創業慶応二年   横浜の漢方健康病気相談専門店

住所  神奈川県横浜市中区石川町5丁目185番地6                     
                   (石川町5丁目バス停前)
ご相談電話&お問い合わせ電話   045-681-5888
お気軽にお問い合わせください。
営業時間   11:00~18:00
定休日    金                       
  

     
 【当店への行き方】

① JR 根岸線 石川町駅 元町口 ( 南口 ) より徒歩6分。 

元町とは正反対の方向 に、首都高速の高架下の中村川を右に見ながら、 そって進んで、亀の橋を渡らずに真っ直ぐに歩いて、車橋 ( くるまばし ) 南交差点の角 ( 石川町5丁目 ) に当店はございます。
(石川町駅南口改札前のタクシー利用で 2分です。)


② 横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。 

改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道 ( 山元町、根岸森林公園方面 ) に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。

③ 伊勢佐木長者町駅前のバス停から、市営バス 103 根岸台ゆきに乗って、二番目の 「石川町5丁目」 で下車スグ。

駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103 根岸台、103根岸駅」( 横浜駅東口発 ) に乗って、2番目の「石川町5丁目」 のバス停にて降車してください。
石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。







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